24 September 2006

作曲家マルコム・アーノルド、死去


9月24日、イギリスの作曲家マルコム・アーノルドが他界したそうです。自分が生きている時に現役だった作曲家、それも好きな曲を生み出してくれた作曲家が亡くなるのは非常に寂しいものを感じます。

Composer Sir Malcolm Arnold dies


アーノルドの曲との出会いは高校時代の吹奏楽版「ピータールー序曲」でした。それ以来交響曲や数々の管弦楽曲を聴いてきて、特に交響曲第2番や、イングリッシュ舞曲などの数々の舞曲集は大好きで今でもよく聴いています。

アーノルドは今でも吹奏楽の世界で「ピータールー」はもちろんのこと、「第六の幸福をもたらす宿」などでも大人気ですよね。

古い世代の人には「戦場に架ける橋」という映画の音楽を担当したといえばピンとくるでしょうかね。

彼の曲はクラシックでありながらクラシッククラシックしておらず(もちろんシリアスなものや渋い曲もあるのですが)、どこかフォークソングやジャズ、ポップな雰囲気が多く感じられて、非常に親しみやすいのです。それにブラスバンド(吹奏楽ではなく)の曲も書いていたりしますし。

非常に残念なニュースです。ご冥福を祈ります。

(写真はwww.hmv.co.jpから頂きました)

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