05 September 2007

[UK2007春: Day 8] 大英図書館




パディントン駅の後は、何を血迷ったかパディントンからtubeでセントパンクラス駅で降り、ブリティッシュ・ライブラリ(大英図書館)へ。

実は、今年(2007)はイギリスを代表する作曲家の一人、エルガー(Sir Edward Elgar)の
生誕150年記念の年なので、エルガー直筆の楽譜、特にエニグマ変奏曲("Enigma" Variations)を拝見できたら最高と、ブリティッシュ・ライブラリに来て見たのです。場所はSt. Pancras(セント・パンクラス)駅のすぐ横なので行くのには便利。

(なにやらセントパンクラス、改装してるなぁ、と思ったら...今日その真実が判明。これは後ほど。)

早速特に館内案内を読まずに音楽フロアに入ろうとしたところ、なにやらどの部屋(Reading room)に入るにも入館パスが必要とのことで、Registration Centreでパスを作ってから来て、と言われてしまった。

とうことなので、図書館の地下にあるRegistration Centreへ。

受付のかなり無愛想な女性に登録方法を聞いたところ、よく聞き取れず:( 

どうもパスポートだけじゃ不十分みたいで、しばらくして「ここに必要なものが書いてあるから読んでから登録しにいって」みたいなことを言われオズオズと引き下がって近くのベンチで受け取った説明書をチェック。

どうやら住所を証明するものと、シグネチャーが必要とのこと。シグネチャーはパスポートでOKだけど、住所を証明するものが無い。唯一あるのは日本の免許書。説明書にはDriving Licenseもリストされていたので、一か八か登録にチャレンジ。住所と名前入りの会社の名刺も持ってるから、まぁ、最悪これで説得できればいいかと。

登録はセンター内のPCのブラウザで行う。名前、住所、登録する目的、館内で閲覧するもののジャンル、その他アンケートなどを入力してから、登録担当者との軽い面接に進む。

面接官は非常にフレンドリーで気持ちの良い中年の男性。何しに来た?、何を見たい?、それならこのフロアのここに問い合わせ場所があるからまず行ってみて、その前に荷物を預けてね、みたいな感じで。

面接は順調に進み、懸案だった住所証明も、日本の免許証に書いてある数字だけのチェックで完了。パスポートも見せて、写真を撮り、晴れて登録完了。すぐに入館パスを発行してくれた。

(聞くところによると、観光客にはなかなか入館パスを発行してもらえないとのこと。ラッキー。)

図書館の各Reading room(ジャンルごとに分けられている閲覧部屋)には、かばんやコート、ペン、はさみ類、食品、カメラの持ち込みは禁止。なので、それらはクロークかロッカーに預ける。ロッカーは1ポンドコインのデポジットが必要。コインが無い場合は紙幣をコインに崩してくれるマシンがあるのでそちらを利用。

持ち込めるのは、鉛筆、ノートPC、携帯電話(だだし音なし)で、それはすべてを図書館が
提供している透明なプラスチックバッグに入れて持ち込む。

さて、いざ入館パスと一応ノートPCとノート、鉛筆を入れたプラスチックバッグを手にMusicのreading roomに入り、問い合わせ場所で、エニグマ変奏曲が見たいとたずねる。

PCで調べてくれて、閲覧の予約完了。でも閲覧できるのは70分後。なので、ついでにホルストの惑星と第一組曲のスコアも予約する。

すると丁度お昼時だったので、時間潰しに図書館のカフェでランチをとることに。

...つづく。

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