11 October 2007

「北欧からのおくりもの」by 山瀬理桜


来年の予習のため(!?)と、今年はグリーグの没後100周年ということもあり(あまり関係ないけど...)、ノルウェーの伝統楽器「ハルダンゲルヴァイオリン」奏者でもある山瀬理桜さんのコンサート「北欧からのおくりもの」を聴きに行って来る。

この「ハルダンゲルヴァイオリン」、コンサートプログラム記載の紹介文を引用すると...

北欧ノルウェーの国民的楽器で、フィヨルドで有名なハルダンゲル地方で生まれた民族楽器です。現地では、「ハーディングフェーレ」と呼ばれているこの楽器は、真珠母貝や象目細工で花模様の装飾が施され、通常4本弦の下に、4-5本の共鳴弦(アンダーストリング)がある事が特徴です。共鳴弦をも調弦する決まりのあるスタイルは、ノルウェー独特のものです。グリーグもこの楽器の済んだ音色に影響を受け、数々の名曲を残しています。

...ということで、あちらでは非常にポピュラーな楽器のよう。いいお勉強になりました。

紹介文の通り、共鳴弦があるせいで、複数の音が常に響いているためか音色はかなり重厚で、なにやら「バグパイプのバイオリン版」というイメージ。スコットランド、ノルウェー...と北ヨーロッパで何か共通点があるのかしら。

プログラムは、山瀬さんのハルダンゲルバイオリンはもちろんのこと、ノルウェーの東儀秀樹と言っていい(のか?)由緒正しいハルダンゲルバイオリン宗家の継承者や、山瀬さんの姪(実に可愛かった...ハルダンゲルバイオリンと歌)、ノルウェーの民族舞踊をいかにも楽しそうに踊る陽気な兄妹、そしてノルウェーの女性オペラ歌手(実はこの人が一番上手かった...)やピアノ伴奏やソロを弾いた日本女性二人が加わって、グリーグの曲が中心。

その他山瀬さんオリジナル、ノルウェー民謡や、さくらなどの日本の曲も演奏されました。

ハルダンゲルバイオリンの音は今日初めて聴いたけど、いい意味で泥臭くて結構よかったし、民族舞踊や民謡なども鑑賞できて、ノルウェー文化の一端を知ることができて一応満足。

それに、グリーグっていい曲書いてるのね、とも分ったし、興味を持ちました:)

でも...ペールギュントももちろん抜粋だけど演奏されたんだけど、なぜかところどころシンセを使っていたんですわ。別の曲でも度々使ってた。これにはちょっと疑問。

たしかに演奏者は多くないし楽器も少ない、だからオケの厚い音や他の楽器の音を出したいっていう気持ちもわかるし、シンセの音も山瀬さんが演奏した音をサンプリングしたものを使っていて努力されているのはわかるけど、「北欧からのおくりもの」と題したコンサートにノルウェーの伝統楽器やグリーグの生音を体感しに行った身としては、ちょっと残念。次の機会に期待です。

なお、山瀬さんの公式Webサイトはこちら

07 October 2007

実家用スピーカー


ONKYOスピーカー WAVIO GX-D90、最近買った実家の自室用のスピーカー。

基本、iPodやPC用のスピーカーなので、超いい音、超高級ってな物ではないけれど、これまで実家の押入れ以外はほとんど自分の物が置いていない自室に帰っても、マシに音楽が聴けてなかったから、この程度のスピーカーだけでも有ると無いのでは雲泥の差。感謝感激(自分で買ったのに...)。

始めはBOSEのCompanion2Ⅱにしようか迷ったけど(M3は高いので即却下)、Companion3でまぁちょっと痛い目に遭っているし、今回は生の音になるべく近いものがいいとうことで(でも、結局MP3聴くんだから限界はありますが...)、調べたところいろんなところで評判だったこのスピーカーに決定。

BOSEのよりかは多少サイズも多きいので机を結構占有するけど、まぁこれくらいなら大丈夫でしょう。そして音もかなり素直な音で満足。値段の割りにかなり良いお買い物。

これで出張時に実家に帰っても仕事が捗るってなもんです(ウソ)。

06 October 2007

ららぽーと(2): タリーズでWiFi


タリーズがららぽーとに入っています。そして何より嬉しいのはここのタリーズではHotSpotのWiFiが使えること。長居できるしじゃん:) 仕事もできる(しなけいけど)。

当日のららぽーとは家族連れが多かったせいか、タリーズ店内はぜんぜん混んでいなかったので、かなり独占的(?)に気兼ねなく長居できました。

実家に戻って外で気分転換したいときにはちょうどいい場所かもしれない。

ららぽーと(1)



先日帰った実家近く(!?)のららぽーとでのお昼。

このららぽーと、最近出来ました。昔のことを考えると、こんなおしゃれ(!)な施設がサイクリングついでに行けるところに出来たなんて、夢のよう....

でもこのお昼、それっぽいけど味はイマイチ。ま、当日は混んでいなかったし、外でゆっくり食べられたので雰囲気だけでよしとしましょうか。

27 September 2007

[Words] いいなぁあのキャラ

今日の単語。背水の陣内閣扁。

- resignation n. 辞職、退職、退陣

ex. He submitted his letter of resignation.

- successor n. 後継者、相続人、後任

ex. The president wanted to choose his own successor.



出典: 英辞郎 第二版

25 September 2007

鍋壊れる


かなり前のこと、長年こき使ってきた大鍋の取っ手がボリっと取れてしまい、使用不能に。

もともと何用の鍋かも知らないし、たしか実家で余ったのを持ってきたものなので、由緒はまったく正しい物ではないけれど、そんな鍋でももう10年近く使って来ていたので結構な愛着はありました。

それに散々パスタを食べさせて、そして肥えさせてくれたのは君だしね。感謝感謝。

でもそうは言ってももう使えません。残念だけどお別れと相成りました。

21 September 2007

[UK2007春: Final day] 関空到着、で完結!

無事に日本到着。ありがとうKLM。既に日付的には11目。そして今回の旅行も終了。

今年もメインイベントのヨーロッパブラスバンド選手権を十二分に楽しめたし、ロンドンではSさんとも再会、少々同じものを食べ過ぎた感はあるけどワンケイやプレタも満喫、そして何より体調も壊さずに戻ってこられたので、ほぼ満点な旅行でした。

あとは現地で使った高いポンドによる恐ろしいクレジット請求を覚悟して:)

(写真は、もう日本なので特に撮らずじまい)

# 5月の旅行の記録が9月にしてやっと終わった...

[UK2007春: Day 10] 最後の機内食



お夜食のカップラーメンの後、ひと寝入りしたら、最後の機内食、朝食となりました(うーん、不健康)。

朝食はかなり軽めで、DANONのヨーグルトと、(3度目の)Time Outビスケット、そしてヨーグルトがあるのに飲むヨーグルトも入ってる...そしてオレンジとパン。

これを食べたらもう関空だ。

[UK2007春: Day 10] お夜食は...


もちろんカップラーメン。

でも日清のは順番回ってきたときには品切れ。

ということで、「Tiger」なるブランドのカップヌードルになってしまいました。

お湯は冷めてるし、麺は延びてるし、うーん、少々食べなきゃよかった感が...でも完食しちゃうところが悲しいところ...

[UK2007春: Day 10] 機内の夕食



HEINZブランドです。中身はパスタや寿司(もどき)。

もう「気」ワインは勘弁なので、ビールを頼んだらこれまた中国製の「力波」でした...

こちらは薄めのドラフトビール。ワインよりはマシだったのでよかったぁ。

[UK2007春: Day 10] 中国産ワインって...



アムステルダムから関空への帰国便でのドリンクサービス。なんとワインはすべて中国産。

ん、なんかの聞き間違い? いいえ、れっきとした中国産だそうで。

中国でワインを作っているのも知らなかったし、なんですか、このラベルの「気」って。

アルコールはワインしか飲みたくなかったので、仕方なくその中国産「気」ワインを頼んでみた...けど、撃沈。

これは偏見でもなんでも無く、本当に美味しくない。なぜか粉っぽいし、薄いし、香りはしないし、変な苦さだし...日本で買う500円くらいのワインの方がまだマシかも。

来年の北京オリンピックをにらんでの中国側の売り込みなのか、はたまたKLMが中国客を取り入れようとする戦略なのかは知らないけど、ちょっとこれはひどかった...

19 September 2007

[UK2007春: Day 10] オランダ名物



空港内のデリ専門のお店では、ニシンとチーズが大量に陳列されてます。どちらも言わずと知れたオランダ名物。さすがです。

ニシンは無理だけど、チーズは本当は沢山買っていきたかったなぁ...

それでもギのチーズの1年ものと2年もの(こちらは18ユーロ、2400円くらい?)を購入。帰国してから食べたけど、やはり濃厚で美味しかったです:)

[UK2007春: Day 10] ここにもPAULが


スキポール空港内にもPAULがありました。どこでもあるのね。

あとは本場パリに行かないといけませんな。

[UK2007春: Day 10] アムステルダム到着


スキポール空港に無事到着。

トランスファーまで少々時間があるので、スキポール空港でついでのオランダ観光(!?)もしちゃいましょう:)

[UK2007春: Day 10] アムス往き機内食


Time Outのビスケットとも再会。

そしてオレンジジュースはミニッツメイド。なぜか知らんがいよいよ帰国感が強まってきました..

[UK2007春: Day 10] アムステルダムへ



ロンドンからいよいよ離れてアムステルダム往きの飛行機へ搭乗。

上空は非常に好天で、個人的にこんなきれいな空を見るのは珍しいので記念に一枚。

[UK2007春: Day 10] ロンドンで茶柱立つ


といっても、ヒースローのプレタで頼んだミルクティーのティーバッグ。

でも、これも茶柱としてとりあえず縁起を担いで起きます。落ちませんようにと。

[UK2007春: Day 10] ヒースローにもプレタが



ありました。うれしいやら、「おいおいお、どこまで着いてくる」って感じやら:)

でもやっぱりて昼食代わりにまた食べちゃいました。

これで本当に本当に最後のプレタ。

もちろん最後もスモークサーモン、クレイフィッシュのサンドイッチとホワイトティー:)

15 September 2007

[UK2007春: Day 10] ヒースロー・エクスプレス



帰国の日。

ヒースロー空港までは先日下見をしておいたパディントン駅からのヒースロー・エクスプレスで。

なんと、このヒースロー・エクスプレスの車内でもT-MobileのWiFiサービスが使えるのには感心。(でも乗車時間は15分足らずなんだけどね...)

これに乗ってしまうと、まさにさよならロンドンです。

[UK2007春: Day 9] 最後の晩餐もワンケイお前もか


スタバ、プレタ、と並んで、こちらでの偏食の定番ワンケイ。

ロンドン最後の夕食もやなり名残惜しくてワンケイの強力な引力には勝てず...

食べるもんも一緒だし...酢豚ご飯とローストダックは結局数日で3,4回食べたことに...

[UK2007春: Day 9] 毎度おなじみスタバ


せっかくT-MobileのWiFiサービスを契約したんだから使わにゃソンソン、とばかりにまたもやスタバで休憩。

もちろんPCとフリーペーパー持参で。

これって観光客!?

[UK2007春: Day 9] プレタでランチ


明日イギリスを離れるので、実質今日がイギリス最終日。

午前中はお土産等々買い物をして、午後は街をプラプラ。

帰国したらもう食べられなくなると思うと、ロンドン最後のお昼はやはりプレタになってしまった...

オックスフォードサーカスをちょと北へ上がったところにあるプレタは、丁度お昼時で店内が満席だったので、テラス席へ。ところが雨が突然降ったり止んだりして焦ったけど、まぁ、らしいっちゃらしいのでよしとします(?)。

そうだ、こちらでは、ミルクティーのことを「ホワイトティー」って言うみたい。少なくともプレタの店員はみんなそう言う。イギリス全土で通じるんかいな...

[UK2007春: Day 8] 無料新聞


London Lite」と「thelondonpaper」。どちらもロンドンで配られている無料の新聞。

今年ロンドンを歩いていて特に目立ったのが、これらの新聞のロゴが入ったジャンパーを着て新聞を配っている人達で、人の多い場所やtubeの駅近辺に多かった。

日本(東京)では「Tokyo Headline」という無料新聞が有名だけど、「London Lite」や「thelondonpaper」はそれに比べるとページ数も多いし(50ページ前後)、内容も豊富。

しかも平日毎日発行されていて、ロンドンを歩いていれば必ずどこかで手に入れられる。

記事の内容は、The TimesやThe Guardianなどの一般紙とThe Sunとかのタブロイド紙の中間ぐらいでしょうかね(どちらかといえばタブロイド紙よりかな)。

それでも、軽く政治経済、ゴシップやファッション、スポーツなどなどを、コーヒー飲みながら1時間ほど眺めるには十分なボリューム。これが無料とは。

そもそも、この両紙、それぞれEvening StandardやThe Times(やThe Sun)を発行してる新聞社の親会社などが発行している新聞なので、新聞のつくりはちゃんとしてるし、ターゲットとしてる読者も棲み分けが出来ている感じ。どちらも若者狙いの紙面づくりの模様。

そういえば、地下鉄の駅には「Metro」っていうこれまた無料新聞もありますね。Tubeの乗客のほとんどが読んでいたりする。

そして、丁度この日は、今となっては「前」だけど、英国首相のブレア氏が6月27日に辞任すると表明をした日でありました。

[UK2007春: Day 8] ワンケイでパーティー!?



今晩はSさん夫妻と一緒になんとワンケイで夕食となりました。

写真だとパッと見、本格中華(?)っぽくって豪華:) でもそこはワンケイ、お手頃だし、ちゃーんと定番の酢豚やアヒルのローストも入ってる(ってか、注文したんだけど...)。

ワンケイの後は近所のパブでギネスとクリスプス(ポテトチップス)で2次会(?)。

つつましくも(!?)、楽しい美味しい夜でした。

06 September 2007

[UK2007春: Day 8] 再び休憩


本日2度目のスタバ。

T-MobileのHotSpot(WiFi)サービスとフリーのニュースペーパーで、時間はいっくらでも潰せます。

[UK2007春: Day 8] コベント・ガーデン



ちょっと前に土砂降りだったせいか、時間帯のせいか、コベント・ガーデンはそれほど賑わっていなかった。週末に来るとまたガラっと変わるんでしょうけど。

ひっそりとしたコベント・ガーデンでした。

[UK2007春: Day 8] 開かずのトランスポート・ミュージアム



雨も上がったので、バスと徒歩でコベントガーデンにあるロンドン・トランスポート・ミュージアム(交通博物館)へ。

なぜかtube関係の展示やグッズに惹かれてしまいかなり好きなんだけど、去年は確か改装中で行けなかった。

今年こそ、と行ってみると、開いていたのは併設のショップだけ。なんとまだ改装中。今年の秋にオープンだとか...うーん、またしても。

仕方ないので、キレイになったショップで結構時間を使って(^^;、ピカデリーラインのポスターだけ購入。

いつになるか分らないけど次こそは開いてろよ、トランスポート・ミュージアム:)

05 September 2007

[UK2007春: Day 8] 雨宿り


エルガーとホルストの祟りか、図書館を出たら突然の土砂降り。

雨宿りとネットのチェックを兼ねて、近くのスタバで休憩。ほんとスタバ助かるよ。

[UK2007春: Day 8] 大英図書館その後


感激したランチを終えた時点で大英図書館での用が済んだのか、Musicのreading roomに戻って頼んでおいた楽譜を受け取って空いている机に陣取ったはいいけど、楽譜と鉛筆だけじゃ、実はほとんど何もできず。

楽譜はエルガー(エニグマは1944年出版)もホルスト(惑星は1921年?、第一組曲は1944年出版)も初版のものではなかったので、それなら家に帰ればあるしなぁ、と思いつつ、エニグマ変奏曲のスコアを最初から最後までめくって、はいオシマイ。

いいんです、非常に形式的儀式的だけど、大英図書館で英国作曲家の古い楽譜に直に触れることに意味があるんです...

そう、そして今年のPROMS(プロムス)の時期も近づいていたので、プロムスの歴史も図書館に展示されていたっけ。プロムス、いいなぁ。

[UK2007春: Day 8] ベストランチ in 大英図書館




Cumberland sausageのサンドイッチ。

思い出すだけでもお腹が減ってくる大英図書館でのランチメニュー。図書館のランチだからって侮るなかれ。このカンバーランド・ソーセージがいかなるものかよく知らないけど、ともかく最高。お肉がぎっりし詰まっていて味が濃厚だし、なにやらスパイスも効いていてちょっと塩っ気もあり、もう食が進む進む。これとビールでもかなりいけそう:)

このソーセージ(もちろん温めてくれて)とバゲット、ざく切りサラダが付いて5.5ポンド(約1400円くらい)。まぁ、ポンド高なので、円に直すと若干高めな気がするけど、確実に今回の旅行中での one of the most delicious food。

# 図書館のカフェはこんな感じの雰囲気。
# 書棚がすぐ隣にあったりと、落ち着いた感じでした。

[UK2007春: Day 8] 大英図書館




パディントン駅の後は、何を血迷ったかパディントンからtubeでセントパンクラス駅で降り、ブリティッシュ・ライブラリ(大英図書館)へ。

実は、今年(2007)はイギリスを代表する作曲家の一人、エルガー(Sir Edward Elgar)の
生誕150年記念の年なので、エルガー直筆の楽譜、特にエニグマ変奏曲("Enigma" Variations)を拝見できたら最高と、ブリティッシュ・ライブラリに来て見たのです。場所はSt. Pancras(セント・パンクラス)駅のすぐ横なので行くのには便利。

(なにやらセントパンクラス、改装してるなぁ、と思ったら...今日その真実が判明。これは後ほど。)

早速特に館内案内を読まずに音楽フロアに入ろうとしたところ、なにやらどの部屋(Reading room)に入るにも入館パスが必要とのことで、Registration Centreでパスを作ってから来て、と言われてしまった。

とうことなので、図書館の地下にあるRegistration Centreへ。

受付のかなり無愛想な女性に登録方法を聞いたところ、よく聞き取れず:( 

どうもパスポートだけじゃ不十分みたいで、しばらくして「ここに必要なものが書いてあるから読んでから登録しにいって」みたいなことを言われオズオズと引き下がって近くのベンチで受け取った説明書をチェック。

どうやら住所を証明するものと、シグネチャーが必要とのこと。シグネチャーはパスポートでOKだけど、住所を証明するものが無い。唯一あるのは日本の免許書。説明書にはDriving Licenseもリストされていたので、一か八か登録にチャレンジ。住所と名前入りの会社の名刺も持ってるから、まぁ、最悪これで説得できればいいかと。

登録はセンター内のPCのブラウザで行う。名前、住所、登録する目的、館内で閲覧するもののジャンル、その他アンケートなどを入力してから、登録担当者との軽い面接に進む。

面接官は非常にフレンドリーで気持ちの良い中年の男性。何しに来た?、何を見たい?、それならこのフロアのここに問い合わせ場所があるからまず行ってみて、その前に荷物を預けてね、みたいな感じで。

面接は順調に進み、懸案だった住所証明も、日本の免許証に書いてある数字だけのチェックで完了。パスポートも見せて、写真を撮り、晴れて登録完了。すぐに入館パスを発行してくれた。

(聞くところによると、観光客にはなかなか入館パスを発行してもらえないとのこと。ラッキー。)

図書館の各Reading room(ジャンルごとに分けられている閲覧部屋)には、かばんやコート、ペン、はさみ類、食品、カメラの持ち込みは禁止。なので、それらはクロークかロッカーに預ける。ロッカーは1ポンドコインのデポジットが必要。コインが無い場合は紙幣をコインに崩してくれるマシンがあるのでそちらを利用。

持ち込めるのは、鉛筆、ノートPC、携帯電話(だだし音なし)で、それはすべてを図書館が
提供している透明なプラスチックバッグに入れて持ち込む。

さて、いざ入館パスと一応ノートPCとノート、鉛筆を入れたプラスチックバッグを手にMusicのreading roomに入り、問い合わせ場所で、エニグマ変奏曲が見たいとたずねる。

PCで調べてくれて、閲覧の予約完了。でも閲覧できるのは70分後。なので、ついでにホルストの惑星と第一組曲のスコアも予約する。

すると丁度お昼時だったので、時間潰しに図書館のカフェでランチをとることに。

...つづく。

[UK2007春: Day 8] パディントン駅


本日は晩までほぼ自由行動(?)なので、朝からホテル近辺を歩いて街へ出る。

まずはホテル近くのパディントン駅へ。帰りはここからヒースロー・エクスプレスという
ヒースロー駅直行の特急に乗る予定なので、その下見も兼ねて(って去年も乗ったけど...)。

いかにもヨーロッパのターミナル駅という趣きで、いつ来ても人でごったがえしてます。

そんなターミナル駅に用も無く来るのも好きだったり。

01 September 2007

[UK2007春: Day 7] Wicked



つい最近までWicked(ウィキッド)ってミュージカル知りませんでした。

ところが、もちろん原作本は世にあるし、ブロードウェイでは数年前(?)から超有名で大ヒット。
日本でも(確か)去年からUSJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)で
ダイジェスト版のアトラクションが始まっているし、それよりなにより、ご存知劇団四季が
今年6月から本格的に日本で公演を開始していてこちらも大人気のよう。

しかもこのWicked、あの「オズの魔法使い」の続編として作られたものということでした。
そう、Over the Rainbow、虹の彼方に、のオズ。

でもそんな話を知ったのがこちらに来てから。

「オズの魔法使い」は何回かTVで放送されていたのを見たけど、ストーリーは断片しか覚えていないので、
それではいかん、きっとWickedの楽しさが半減する、ってことで、
昨晩弊店間際のリージェント・ストリートのHMVで「オズ」のDVDを買ってきて、夜中にPCで全部見て予習、
というか復習していたのでした。

Wickedが公演される劇場「アポロ・ビクトリア」は、Victoria(ビクトリア)駅のまん前。
意味深で印象的なWickedの巨大ポスターが目立ってます。

劇場に入ると、巨大なドラゴンが天井でにらみを利かせていて、
ストーリーを知らない者はいろいろ想像力をかき立てられます。

で、ミュージカルの中身は...

衣装も舞台装飾も非常に華やかだったし、舞台転換も結構早いので、観ていてまったく飽きない。

俳優さんたちは最高にブラボーってな具合ではなかったけど、日本で見るよりかは歌も踊りも演技も
遥かにレベルは高くて大満足。こちらは流石。

「オズ」から繋がっているストーリーも分かったし、関連して笑えるところもあったので、
昨晩の復習の甲斐も有りました。

しかし、如何せん何喋っているか100%分からないんだなぁ...それが悔しい。
他の観客が笑っているところで笑えない場面が多々あったしね...

ミュージカルを見ながら、自分の英語力の方がいかん、と思っていたのでした。

そして、また機会を作ってニューヨークでもロンドンでも、再チャレンジ(お上の台詞みたいだ...)しなければ。

31 August 2007

[UK2007春: Day 7] 晩は軽く


朝はヘビーにインブレだったし、(確か...)午後はSさん宅でたくさん頂いてきたので、晩はまたミュージカルを観に行くこともあって、軽くスタバでパニーニ。

こちらのスタバにはパニーニが売られていて種類も豊富。ちゃんとオーブンで温めてしかも切ってくれる(日本じゃ考えられない)。

フードの品祖な日本のスタバに比べると、このパニーニの存在はかなり大きいかも。WiFiも(契約すれば)使えるし、言うことなしです。

[UK2007春: Day 7] およばれ


(確かこの日でした。もしかしたら翌日だったかもしれない...)

日中、現在ロンドン在住のSさん宅にお招き頂いて(押しかけた!?)、ホテル近くのoddbinsで買ったお手ごろワイン片手に長々およばれしてきました。

ほんと忙しい中時間をとってくれた上にいろいろ用意してくれていて感謝感激。Sさん、奥さん、どうもありがとうございました。

周囲は閑静な住宅街だし、日本関係の情報なども多いし、
交通も便利、フラットも広いし大変綺麗。すばらしい。実にうらやましい限り:)

こうやって実際に海外生活しているお宅にお邪魔するのっていうのもいい体験です。ホストは迷惑でしょうが(^^;

是非Sさんにはこのままがんばってイギリスに居続けて欲しいものです(マンチェスターでもいいので...)。そしたら常宿にさせて頂きますので:)

(長くお邪魔していたわりに、くっだらない話ばかりしていて写真は撮らずだったので、バスでお宅に行ったってことで、前日のバスの写真を張っときます。この辺は適当...)

[UK2007春: Day 7] 2度目のインブレ



昨日は軽めの朝食だったので、今日はせっかくなので(?)今回2度目のEnglish Breakfast。

おとといよりは気持ち少なめ;)

26 August 2007

[UK2007春: Day 6] I dreamed a dream.



ワンケイの後は、今晩はレ・ミゼラブルを観劇。このギャップがまた凄いが...
(でも今の劇場はワンケイとうかチャイナタウンのまん前なんだよね。昔の場所で観たかった...)

でもこのレ・ミゼラブル、恥ずかしながら初めて。シェーンベルクの音楽だけはずっと前から知っていて大好きな曲が多かったので、やっと本物のフルセット(?)を堪能することができて感動です。

やっぱり生はいい。ちょいミスがあったり、席もとてもベストとは言えなかったけど、それでも客席からほんの近い距離で俳優やオーケストラの真剣でレベルの高いパフォーマンスが味わえる。これも一種の麻薬っすね(ワンケイと一緒にするか...)。