31 March 2006

旅行カバン

カバンは小さく荷物は少なく

という信条のもと、本当は旅行に限らず外出する時にはなるべく荷物を少なくスマートに出たいんだけど、現実はついつい旅行前からカバンの中には物が一杯。しかもそのうち半分は結局旅行中使わないことになる物(本とかPC関係のおもちゃとか....)なので、いつも無駄な物を運んで筋トレをいつもやってるようなもの(肉体的にはもっとちゃんとした筋トレしないといけないんだけど...)。出張の時も毎回同じ状況。

いつも出かける前は、きっと必要になるだろうってカバンに詰めるんだけどね。なんでだろ。懲りません。

なので、本1冊だけを手にして旅行なんて話には非常に憧れる。

ところが、その信条に(無理に)従って昨年末に行ったタイと香港では裏目に出てしまった。もう何回か行ってるしどうせ買うもんなんてないよって2,3泊用の小型スーツケースで荷物少なく行ったら、現地で買いたいものが沢山出てきてしまって結局スーツケースに入りきらなくなる羽目に。

そこで、来月末に行く予定のイギリス。今回の滞在は約2週間。スーツケースどうしよう。

滞在期間を考えるとそれなりの量のものは持っていくだろうし、ロンドンじゃぁ買いたいものもこれまた沢山でるわな。定番お土産の紅茶やらブラス関係のCDや本やらもういろいろと。

そんなことを考えていると、カバンの大小はどっかに置いちゃって、7年ぶりにしかもいい歳してヨーロッパくんだりまで行くんだから、少しいいスーツケースで行きたいよな、ってな邪心も出てきてしまう。

そうなると早速スーツケースの物色が始まってしまった。今日も仕事帰りにLoftで見てきたり、ネット上で調査中。でもターゲットはほぼ決まっていて(え、買うって決まったのか?)、RIMOWAのスーツケース。

かなり前にあるお店で見かけてからずっと気になっていたスーツケースがあって、そのメーカーがRIMOWAと分かったのはつい最近のこと。ちょっと調べたらその世界では老舗、有名なドイツのメーカーじゃないですか。

今のところ、Salsa Trolley Azur(857.70)がいいなぁと思ってる。

そうなると本気モードで探さないと気がすまなくなる性分なので、ここ何日かあちこち探して見ます。念のため、家の押入れにスーツケースがあるかちらっと見てみるけどね。

30 March 2006

SX-P30のペダル

先々週に注文しておいた電子ピアノSX-P30のサステインペダルが届く。ペダルの数は1つだし、SX-P30との接続はヘッドフォン端子のような形状なので、いたってシンプル。これでやっとSX-P30がピアノという楽器として完成形になりました。

これまでペダル無しだとマヌケに聴こえていた曲が苦節5、6年、やっと和音が持続してそれなりに聴こえるようになりました。めでたしめでたし。

ところが、ペダルの踏み方、外し方の技術がまったくないことが判明。ピアノなんて習った事の身とは言え、ピアノ譜を見てなんとなくここで踏むんだな、ここで踏みなおすんだな、くらいは想像できるけど、本当にそれでいいのか確信なし。

それよりなにより、自分の思ったところで踏めない不器用さには落胆。自分には、オルガンとかドラムセットとか、両手両足を同時に使う楽器は到底無理だよなぁと薄々自覚していたけど、ここまで手と足が合わないとは。まぁ、左手と右手が合ってきた気がしてるのもここ最近だから、落胆とは少々大げさで、案の定、という言葉のほうが正確ですな。

ぼちぼち練習しないとね。

29 March 2006

BOSE Companion3


BOSE Companion3、ファクトリーショップで衝動買いました。

本当は評判のすこぶるいいMicro Music Monitor(M3)を検討していたんだけど、
ショップで実際に両方視聴してみたところ、なぜか高音と低音はCompanion3の方が感じがよい。
店員さんによると、Companion3にはウーファーが付いていてそのバランスも調節できるが、
M3の低音はあの小さいスピーカーの後ろから出てくる、という差も影響していると思われる。

しかもM3には入力系統が1つしかないし(Companion3には2つ)、値段も若干高い。
そして当日M3は在庫がなく、Companion3にはアウトレット品という定価より若干安めの
在庫があったので、こりゃ買うしかないでしょ、ってことで即決。

昨日お待ちかねのCompanion3が自宅に届いたので早速PCのモニタ近くにセッティングを
したところ、全般的な音質はショップで視聴した通りで満足。

しかし、1点気になるところが判明。このCompanion3、無音状態だと、左右のスピーカや
ウーファーからかすかに「サー」という電子ノイズが聞こえてしまうのです.....

早速BOSEのサポートセンターに問い合わせてみると、個体差はあるものの、
製品の構造上アンプから出る仕方の無いノイズだとのこと。もちろんコンデンサを
入れればノイズは減るが、聴きたい音まで消してしまうのでなんとも....という
ご説明でした。

音が鳴っていれば気にならない程度のノイズなんだけど、例えば無伴奏パルティータ
みたいな室内楽でしかも独奏曲だと、結構目立つかも。気にすれば気にするほどに。

しかし、このノイズの欠点はあるもの、このサイズ(と値段)のスピーカでの
高音から低音までの音の鮮明さと広がりは特筆に価します。
これでPCの前でも音楽が上々の音で聴けるので、ますますPCの前から離れられない
生活になりそう。

ちなみに、このCompanion3と一緒に衝動買いしたBOSE製品がもう一つ。
こちらは本当に本当の衝動買い。その話はまた後ほど。

19 March 2006

タイガースのT

今頃になってTechnics SX-P30という電子ピアノのサステインペダルを買わねば、
という気になった。ホント今頃。

SX-P30は神戸に移って来てからしばらくして心斎橋のイシバシ楽器で買ったので
購入してからもう6,7年前になる。当然Technicsからの発売はそれ以前だろうから、
製品としてはかなり前の物。しかも、Technicsはもとより、松下電器のwebサイトを
検索しても見つからない代物となってる。

というか、それ以前に数年以上もペダル無しピアノで済んでいるってことは、
ピアノの技術も向上心も音楽表現のセンスも軒並み低いってことの証明だから、
ペダル自体そもそも不要という話もある。

それはさておき。

ペダルの購入方法は以前直接Technicsに教えてもらっていたので、
その通りに松下電器の修理総合窓口に電話してみた。

ところが応対したオペレーターに製品名を伝えるのに一苦労。
特に電話口だとアルファベットが伝わりにくい。
こちらが、「S、X、ハイフン、P」というと、「P」のところで、

「え、タイガースのTですか?」

と確認が入る。
普通アルファベットの確認って、例えば「GermanyのG」とかのように
国名を使うものだと思っていたけど、そこは関西の大企業、
Tはタイガースのようで。

こちらは慌ててしまって「いえ、パリのPです」なんて国名でもない「パリ」を
出してしまって余計混乱させる始末。結局「OPQRのPです」で決着がついた。

しかしその修理窓口から、最寄のサービスセンターに電話を掛け直すように
言われてしまったので、しぶしぶ電話し直すと今度のオペレーターの口調は
一気に大阪のおばちゃん(失礼!)に豹変。

大企業のサービスセンターがこんなんでいいの?でもここは大阪だからなぁ、
などとも思いつつ、やはりこちらでも製品名を伝える段になって
「タイガースのTですか?」と来た。

今度は「パリーグのPです」と言い返そう。