約8年前に関西に越してきて直ぐに違和感を感じたのは、こちらのJRは常にと言っていいほど遅れるということ。特に、大阪、三宮、神戸発着の電車。新快速や快速だけでなく、各駅停車の普通電車ですら、5分遅れや15分遅れという電光掲示板を頻繁に見かけていた。
関東に居た頃は特に意識はしていなかったし、定量的や統計的データが無いから正確なことはいえないけど、JRってそんなに遅れなかったと記憶している。そもそもJR(あの過密ダイヤの山手線ですら)が少しでも遅れるっていうことは一大事だと思っていた。
(台風で武蔵野線がよく止まるっていうのはご愛嬌)
そうやってなんか関西のJRは変だなぁと思っていたら、尼崎でJR福知山線(通称宝塚線)の脱線事故が起こる。人為的な運転ミスが直接の原因としても、その背景にある私鉄との競争を主眼にした安全度外視の超過密ダイヤ、運転手への教育や配慮の報道を読み聞きすると、やっぱりこちらのJRは何かかがおかしいかったのは明らかだ。
最近こちらのJRではゆとりダイヤと称してダイヤが改正されたようだ。そして「安全憲章」を社長さんが中堅幹部社員に仰々しく手渡しているニュースも見た。
でもこの週末、いつものようにこちらのJRの電光掲示板には「遅れ」のお知らせが赤く表示されていた。
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